変形性膝関節症において、軟骨が重要な要素になっています。
軟骨は弾力性のある物質として骨の端を覆っています。
そして、重い体重を支え続けており、走ったり、スポーツをする際にも衝撃に耐えられる構造を持っています。
その関節軟骨をつくっている中に、気泡のようなものがたくさん存在します。
そこの部分にヒアルロン酸が存在するのです。
それでは、ヒアルロン酸とはいったいどのようなものでしょうか?
これは、関節の内面を覆っている細胞から、関節液とともに出てきます。
この役割は、関節軟骨の表面同士の間に入っていることで圧縮され、関節同士が接触しないようになっているわけです。
ヒアルロン酸は、関節軟骨の表面を摩擦により擦り減るのを防いでいる重要な役割を担っているわけです。
関節軟骨が擦り減らなければ、関節はずっと使えますし、痛みも全くない状態で過ごすことができます。
しかし、変形性膝関節症を患うと関節液の主成分であるヒアルロン酸が破壊されます。
そのため摩擦のすり減りを防いでいた弾力性が無くなってしまうわけです。
変形性膝関節症を患いこのような状態になりますと、関節が痛むようになりますし、ほっておくと変形性膝関節症の症状がひどくなってしまいます。
ですから、関節内にヒアルロン酸を注入することで、痛みが少なくなり、歩きやすくする治療を行うことがあります。
ヒアルロン酸は、年齢を重ねるごとに減少していきます。
医薬品としてもヒアルロン酸注射が認められており、変形性膝関節症だけでなく、関節の炎症や痛みなども和らげることができます。
変形性膝関節症では膝の潤滑をもよくすることができ、変形性膝関節症の治療として確立されているものといえます。
ヒアルロン酸の減少が変形性膝関節症などの痛みの原因だと特定できれば、場合によっては劇的に症状が改善することがありますので、医者へ相談することをおすすめします。
